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平板載荷試験や地質調査をする|安全を確保するための方法

地質調査の工程と流れ

地質調査

ここでは、地質調査業の内容について解説していきます。環境保護にせよ土壌汚染を防ぐ目的にせよ、大事なのは建設事業の各段階で適切に調査ができているかどうかです。そもそも建設事業とは、企画立案から測量、調査、設計、施工、維持管理という段階で進んでいくものです。この各段階での調査をしていくことで、事業内容に問題がないかの確認を行なっていきます。従って、各段階でふさわしい調査方法があり、段階的にそれが進んでいくわけです。

地質調査は、まず文献調査から始まります。文献調査とは、その土地にまつわる様々な資料を取り寄せて調べることを言います。集める資料としては、空中写真や、地盤図、地形図に、災害記録などです。現地に行っていきなりボーリング調査をするのではなく、資料の中から調査をしていくわけです。物理的な調査としては、地表調査、物理調査、ボーリング調査などがあります。地表調査とは、端的に言えば現在の地形図を作ることです。物理調査とは、地震波や電気比抵抗を用いて、地表調査では計測不可能なものを計測します。ボーリング調査とは、物理調査では分からないものを、実際に穴をあけて調べることです。この文献調査と物理的な調査が中心となって地質調査が行なわれていくのです。

地質調査を行なわないとどのようなトラブルが起きるのでしょうか。代表的な例が地盤沈下です。軟弱な地盤の上に建物を建てた際に発生します。また地震による液状化でも地盤沈下に近いトラブルが発生します。これらのトラブル以外にも、土壌汚染や地下水汚染などが起きる可能性もあります。「やっておいて損は無い」ではなく、「やらなければいけない」、それが地質調査なのです。